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1997年4月

 響の会、初めてのイベントとして、クリスマスコンサート&パーティが、昨年12月7日、金一色のオーナメントで飾られたシックなクリスマスツリーのもと銀座クロイゾンホールで開かれました。

 コンサートは平島誠也さんのピアノ、池田さんのソロで、ヴィヴァルディ『四季』より第2楽章「冬」のヴォカリーズで始まりました。続いてマックス・レーガーとフーゴー・ヴォルフの歌曲、雰囲気を変えて冬をテーマにするしっとりとした日本歌曲、「ペチカ」「冬の日」「おやすみ」などが演奏されました。そしてピアノソロによるメンデルスゾーンの「ロンド・カプリッチョーソ」をはさみオペレッタ『こうもり』より、いつもはアデーレのアリアを歌う京子さんですがこの日は珍しく、ロザリンデの「チャルダッシュ」で締めくくられました。

  パーティでは、持ち寄ったプレゼントをピアノに合わせて回して交換したり、ジャンケンゲーム、京子さんの出題による音楽クイズを楽しみ、勝者には賞品として、江藤会長提供のキャンドルが贈られました。会員には音楽に詳しい方が多いので、クイズの問題をつくられた京子さんも易しすぎず、難しすぎずと苦心されたそうです。
 また美味しいお食事とワイン、そしてクリスマスらしいケーキをいただきながら、京子さんと、また会員同士で楽しくおしゃべりして過ごし、最後は抽選会で多いに盛り上がりました。
 景品は江藤会長よりトルコ石のアクセサリー、泰明画廊・川田さんから絵画、ハゲ天・渡辺社長より生きたエビ、会員の山羽氏作の水彩画、同じく桜井氏作の陶器の大皿・酒器、安藤さんからローゼンタールのコーヒーカップと七宝の小物などが提供されました。
 多彩な会員の顔ぶれならではの素晴らしい景品に、当たった方も当たらなかった方も、早くも次回のクリスマスを期待されたのではないかと思います。