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延原 武春
(日本テレマン協会 代表)
日本テレマン協会では、毎年8月にザ・コンサートホール(電気文化会館)で名古屋公演を継続して来ましたが、今ではすっかり当地の夏の名物公演となっているようです。勿論、池田京子さんとは初回から御一緒させて頂いており、今年の公演がすでに7回を数えました。
  今回は、名古屋公演に加えて東京でも同じプログラムで公演しました。池田さんとは、バロック時代の最高傑作であるオペラ、ペルゴレージ作曲「奥様女中」をオリジナルオーケストラで、バリトン歌手の小鉄和広氏と演奏しました。
 テレマンとは今までバッハやヘンデルの宗教曲での共演が多かったので、今回の池田さんとのオペラをとても楽しみにしておりました。彼女の美声、そしてイタリア語の正確な表現は評判通り素敵で、聴く人を喜ばせました。今回は演奏会形式だったので演技は無しでしたが、レチタティーフにおける彼女のふとしたしぐさを見る限り、間違いなくすばらしい演技力の持ち主であることが伺い知れます。

 いずれいつかは一度本格的に、このコミックオペラをオリジナル形式で甦らせてみたいと思います。

延原さん/名古屋公演で


「奥様女中」を演奏する小鉄さん、テレマンのメンバーと池田さん