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1998年4月

 4月4日午後7時より浜離宮朝日ホールにおいて、「池田京子ソプラノリサイタル?春・華やかに?」が行われました。
  チケットの販売状況から見て、ほぼ満席のお客様にご来場いただけるとは思っていましたが、開場前の6時過ぎから人の列ができ、予定時間を早めて入場いただくことになりました。正直なところ、立ち見がでたら困ったことになるといささか心配はしていましたが、550席の会場に527人のお客様にお越しいただくことができ、スタッフ一同、読みの深さに感激するとともに、会員の方々のご協力を痛感いたしました。あとから聞いた話ですが、同ホールであれだけの満席はかつて例がなく、新記録といっても過言ではない状況だったそうです。

雑喉さんとのお話しに会場もなごやかに
今後の参考にと、お客様にアンケートをお書きいただきました。約1割位の回収ではありましたが、アンケートの結果は
1.半数以上の方が、年5回以上のコンサートにお出かけになり
2.その内、
  iクラシックコンサート
  ⅱオペラ
  ⅲ演劇 
の順でご覧になる 回数が多く、その他、歌舞伎、ミュージカル、バレエなど鑑賞されています。 今回のコンサートに対する感想も、いろいろお書きいただきましたが、一部ご紹介させていただきます。

○声のやわらかさと多彩さが選曲ともぴったり、衣装とも見事にあってホールに春の声が溢れました。
 ヴォルフは、季節の春、人生の春を豊かに歌いあげ、シュトラウスは短い中で劇的な表現を自然な歌声にのせて
 聴かせていただき、シュトルツの楽しいメロディにのって花が咲き、花々が春  を満喫させてくれました。
○衣装もとてもお似合いで笑顔が素敵、表情も良く、みんなをひきつけるものを持っていらして、
 とてもさわやかな演奏会でした。
○初めての歌も沢山ありましたのでよかったと思います。どこでも同じ歌ではあきてしまいます。
○外国語で歌っていらっしゃることを、すっかり忘れてしまう程の表現のお力に、あらためて感動。
○上品な声で技術的にも高度で安心してリラックスできました。伴奏も素晴らしかった。

 など、ほとんどのお客様がご満足してお帰りになられたことと思います。

 またクロイゾンホールでの打ち上げパーティへも、遅い時間にも関わらず大勢参加していただき、池田さんを囲んでコンサートの余韻を楽しみました。

演奏会後のパーティーで